ページトップボタン
このエントリーをはてなブックマークに追加

るか昔、エジプトの王様の病気を治したことから「王様の野菜」と呼ばれるようになったモロヘイヤ。
健康効果と美容効果に優れることからクレオパトラも食べたと言われる、栄養価が高い夏に旬を迎える緑黄色野菜の1つです。

豊富な栄養素を含んでいることで注目され、現在では青汁の原料としても使われています。

モロヘイヤってどんな野菜?

モロヘイヤ

モロヘイヤは、インドから中近東が原産の一年草です。
日本に入ってきたのは1950年代後半で、栽培は1980年ころから始まり、暖地では野生化するほど育てやすい野菜の1つです。

もともとは繊維を採る作物そして利用されてきましたが、栄養成分が豊富でしかも含有量が多いことから健康志向の方から注目が集まり、青汁の原料やサプリメントに活用されるようになりました。

モロヘイヤに含まれている栄養素と効果・効能

モロヘイヤという名は、王様の野菜という意味の「ムルキーヤ」が語源と言われています。
王様の野菜と呼ばれるようになった理由は、どんな薬も効かなかった重病の王様にモロヘイヤの葉を刻んだスープを飲まえたところ、その病気が治ったことから来ています。
モロヘイヤには、それほど豊富な栄養素が含まれているのです。

βカロテン

モロヘイヤのなかでも特に含有量の多い栄養素の1つがβカロテンです。
体内で効率よくビタミンAに変わり、視力アップなど目の健康をサポートするほか、美肌効果や動脈硬化予防、がん予防などに効果が期待できます。

ビタミンB群

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸といったビタミンB群に属する栄養素を複数含みます。
特に多いのが糖質の代謝を促してエネルギーを作り、皮膚や粘膜の健康維持に効果を発揮するビタミンB1です。
ビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、糖質の代謝がうまくいかずに太る原因になったりします。

ビタミンE

モロヘイヤには強力な抗酸化作用のある栄養素の1つであるビタミンEも多く含まれています。
その量は、野菜のなかでもトップクラスと言われるほどです。
若返りのビタミンと呼ばれ、アンチエイジング対策に効果を発揮してくれる栄養素です。

ビタミンK

ビタミンKは、止血に役立ったり、カルシウムが骨のなかに取り込まれるのを助ける栄養素で、骨粗しょう症の予防や改善につながると言われています。
モロヘイヤにはほうれん草の2倍の量のビタミンKが含まれ、野菜類のなかでは第3位の含有量を誇ります。

ミネラル類

モロヘイヤには、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄などのミネラル類もたくさんの種類が含まれています。
特に多いのは歯や骨を作るカルシウムです。
モロヘイヤはどんどん骨が作られる、成長期のお子様にも不可欠です。

ケルセチン

フラボノイドの一種であるケルセチンも抗酸化力の強さで注目を集める栄養素の1つです。
血管をしなやかで丈夫なものにして血液の流れを改善する作用があり、動脈硬化や高血圧の予防や、血糖値を抑制する効果を担います。
モロヘイヤには玉ねぎの2倍の量のケルセチンが含まれています。

ムチン

ムチンは、モロヘイヤのねばねばした成分で、オクラや山芋、納豆などにも含まれる多糖類です。
胃やのど、鼻などの粘膜を保護したり、目の潤いを保つほか、肝・腎機能を高める、免疫力の向上、疲労回復などの効果があります。
また、血糖値の上昇や血中コレステロールのの値を下げる働きがあります。

マンナン

マンナンは、水溶性食物繊維でムチンと同じようなねばねばした成分の一種です。
水溶性食物繊維なので腸内環境を整え便秘を解消するほか、血糖値や血中コレステロール値の抑制にも効果があります。

モロヘイヤの家庭菜園では茎にある毒性成分に注意!

注意点・副作用

モロヘイヤは、部分的に毒性成分を含むので注意が必要な植物です。
もちろん、スーパーなどで売られているモロヘイヤについては毒性部分は除去されているので心配はありません。
また、モロヘイヤを使った青汁やお茶なども安心です。

(抜粋:東京福祉保健局:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/dokusou/16.html)

しかし、野生化するほど丈夫な野菜なので家庭菜園などで栽培したときには注意が必要です。
モロヘイヤの毒性成分は、ストロファンチジンという名で、種・実・茎の部分に含まれています。
心臓の愁傷を増強させる効果があり、誤って口に入れるとどう気や息切れ、めまい、呼吸困難などの症状が起こります。

モロヘイヤの健康への効果・効能

高血圧治療

モロヘイヤに含まれる栄養素は健康の維持・増進にさまざまな効果を発揮します。

夏バテによる倦怠感などの不調に効果!

暑いエジプトで重宝されていた野菜だけあって、暑さ対策に効果的です。
暑さで身体の水分やミネラルが流れ出てしまい、不足気味になることで脱水症状や倦怠感、食欲不振などが起こります。
モロヘイヤは、ミネラル成分を補給し、自律神経の乱れを整えたり、衰えた免疫力を上げる効果が期待できます。

生活習慣病の予防・改善1 糖尿病

抗酸化作用の強い栄養素が豊富なので、体内の機能を向上させ、働きを若返らせるアンチエイジング効果が期待できます。

なかでもムチンやマンナンは、血糖値の上昇を抑える働きがあるほか、胃腸に存在するムチンは胃壁腸壁に粘膜を作り、糖の吸収を穏やかにします。
こうした働きが糖尿病の予防・改善に効果が期待できます。

生活習慣病の予防・改善2 高血圧・動脈硬化

ムチンやマンナンは糖の吸収を抑えることで、高血圧の改善にも効果を発揮します。
またカリウムは、体内の塩分のバランスを取り、血液量を調整することで血圧を抑制する効果が得られます。
他にも、血中のコレステロールを排出する働きのあるβカロテンや血液の流れを改善するケルセチンが動脈硬化や高血圧の改善にも効果を発揮します。

免疫力の向上

免疫力は、腸内環境に左右されると言われています。
モロヘイヤには、その腸内環境を調整するムチンやマンナンが豊富に含まれ、便秘解消などの効果を発揮してくれます。
また、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化成分の働きが加わり、その相乗効果で免疫力の向上が期待できます。

モロヘイヤの美容への効果・効能

美容効果

モロヘイヤに最も期待される美容効果と言えば、アンチエイジング対策です。
さまざまな機能を正常に保ち、美容効果を促進してくれます。
その他にも、さまざまな美容効果があります。

美肌効果

モロヘイヤには、βカロテンやビタミンCは、肌荒れの改善や乾燥予防など、美肌に効果のある栄養素がたっぷり入っています。
また肌を根底から再生するターンオーバーに欠かせないビタミンEも野菜のなかでトップクラスの含有量です。
しわやシミ、くすみをはじめ、ニキビ跡などの改善効果も期待できます。

キレイ痩せダイエット効果

ムチンやマンナン、豊富な食物繊維との働きと合わせて腸内環境を整えることで便秘が解消し、痩せやすい身体に変化していきます。
また、ムチンが糖の吸収を抑制してくれるので、余分なカロリーがカットできます。
カロリーは少ないのに栄養素が豊富なので、ダイエットのときに陥りがちな栄養不足もしっかり補ってくれる食材です。

モロヘイヤの豊富な栄養素を青汁で手軽に!

モロヘイヤ青汁

緑黄色野菜の栄養をバランスよく摂取できる青汁には、モロヘイヤが使用されたものもあります。
モロヘイヤが持つ種類豊富な栄養素をブレンドすることで、その青汁の栄養素がさらに高まるからです。

モロヘイヤは、もちろんサラダなどでも食べられますが、ちょっとえぐみがあるので生で食べるよりは熱を加えて調理したものがおすすめです。
モロヘイヤに含まれている栄養素は、比較的熱に強いので、さまざまな料理に利用できます。
そうはいっても、やはり火を通す時間は控えめに、ゆでる場合で約20秒ほどが目安です。

こうした手間と気遣いを考えると、青汁などで飲むのもおすすめです。
手間なく、モロヘイヤの豊富な栄養素が手軽に摂れます。

青汁にも含まれるモロヘイヤの健康・美容効果まとめ

  • 王様の野菜と言われるモロヘイヤは、その昔、エジプトの王様を病気から救ったことからそう呼ばれるようになった。
  • モロヘイヤは栄養素の種類も含有量も豊富。
  • モロヘイヤに含まれる栄養素は抗酸化成分が多い。
  • モロヘイヤには、生活習慣病を予防・改善する栄養素が豊富。
  • モロヘイヤには、美肌を作る栄養素が豊富。
  • モロヘイヤは、ダイエットに効果のある痩せやすい身体を作るサポートにぴったり。
  • モロヘイヤは、毒性成分があるので家庭菜園で採れたものを食べるときは注意。

この記事を読んだ人に読まれている記事

Share.

Comments are closed.