自然の恵みの栄養をそのまま取り込めるように工夫されている青汁。
となると、原料そのものが気になるもの。
質が良く栄養も豊富で味もいい、そんな原料を収穫できるよう各メーカー、生産地選びからいろいろ工夫をしているようです。
目次
1年中収穫できる野菜の王様ケール
ビタミン類やミネラルなどを豊富な栄養素がどれも栄養価高く含むケール。
野菜の王様と呼ばれるこの野菜は、そのバランスの良さから青汁の原料として大人気です。
もともとは地中海沿岸に生育しているアブラナ科の植物ですが、温暖な気候条件であれば、1年を通して栽培が可能、収穫も期待できます。
日本に最初に伝わったのは江戸時代初期、和名を緑葉甘藍(リョクヨウカンラン)と言い、独特のクセがある味のせいか、日本では食用としては馴染みませんでした。
ケールの産地は?
現在、日本での主な産地は、茨城県をはじめ、島根県、岡山県、福岡県、大分県、鹿児島県など。
ただし、青汁メーカーが独自で農家を指定し、栽培しているケースも多くあります。
大手メーカーでも北海道、愛媛県、鳥取県、長野県、和歌山県で栽培しているとの情報を公式サイトで公表しているところもあり、この限りではありません。
また、指定農家は複数指定して、天候などの影響で収穫量を減らすことを防いだり、収穫時期をずらして一年中安定した収穫が得られるよう工夫しています。
旬は、11月から2月にかけての冬ですが、ビタミンやカロテンなどの栄養価が高いのは夏の時期と言われています。
厳しい基準でおいしく!大麦若葉
生活習慣の乱れからくる体調不良に効果が期待できるのが大麦若葉を主原料とした青汁。
成人病のケアやストレスの緩和に力を発揮してくれそうです。
大麦若葉は、中央アジアが原産で、世界でもっとも古くから栽培されていたと言われる作物のひとつ。
イネ科の植物である大麦の葉の部分のことを指します。
大麦若葉の産地は?
主な原産地は、日本では、大分県、宮崎県、熊本県、福岡県、島根県、福井県、三重県など。
加えて、ニュージーランドや中国でも盛んです。
ニュージーランドは、オーガニックの先進国ですので、農業大国として日本よりも厳しく農産物の安全性を規定し、日本における有機栽培の基準もクリア。
安全で味も良いと評判です。
中国は、広大で豊かな自然の中から大麦若葉を育てる環境に適した土地を選んでメーカーが指定、土の管理から行い、無農薬栽培で育てるなど、徹底的な管理のもとで育てられているようです。
もちろん管理の行き届いてないメーカーもありますので、産地として外国の土地が書かれている場合は、原料の産地や安全性について電話で問い合わせてみることをおすすめします。
強い生命力が長寿を導く明日葉
明日葉は、房総半島から紀伊半島までの太平洋岸に自生するの日本原産の植物。
セリ科の大型多年草で“今日摘んでも明日には生えてくる”と言われるほど生命力が強い特徴があります。
明日葉の産地は?
明日葉が自生する八丈島の人たちがいつまでも若々しく長生きだったことから江戸の昔から長寿の秘訣と思われていたそうです。
基本的に温暖な気候を好むため、主に茨城県や千葉県などの関東以南、九州地方では1年中栽培されています。
また、岩手県や宮城県などでは温かい一時期だけ生産・収穫されています。
もともとの旬は2月~5月、カルコンという独特の栄養素があり、血液やリンパの流れをスムーズにするなど、老廃物を排出するのにも一役買ってくれます。
天然の贈り物、クマザサ
日本全国の山間部に自生している、和名は隈笹(クマササ)と呼ばれるイネ科ササ属の多年草。
よく見かける笹よりも大きく、丈は1~2m、葉は長さは20cm、幅4~5cmほどまで伸び、
生命力が強く、雪が降る地方の冬でも成長します。
クマザサの産地は?
アジア各国でも見られますが、日本では昔から乾燥させて煎じたものをクマザサ茶として飲用してきた歴史があります。
抗菌作用と免疫力を高める力が強いため、薬草としても用いられてきました。
日本全国に自生しているため、特定の産地というより、標高1000m以上の自然の中で農薬とは無縁の場所で育った天然の隈笹の若葉が収穫されているようです。
北海道、秋田県、長野県、福島県、徳島県、鳥取県、屋久島といった地名が挙げられます。
特に屋久島のものは極上とされているそうです。
薬効は歴史が証明、日本のハーブの女王よもぎ
よもぎは、キク科よもぎ属の多年草で東洋の代表的な薬草として知られる植物。
繁殖力が強く、日本全国に自生し、栽培も行われています。
草餅やおひたし・天ぷらなど、食用にも用いられ、おいしく食べることが目的なら新芽の生える3~5月が旬となります。
食感にこだわらないなら8月頃まで収穫OK。
昔から洋の東西を問わず薬効が認められ、日本ではお灸のもぐさにも使われたり、煎じてお茶にしたり、お風呂に入れたり、生活のあらゆるところで利用されています。
その効果は、血液循環・浄化、疲労回復、女性特有の症状などなど。
ビタミンやミネラル類といった栄養素も豊富に含まれているので、特に子どもに不足することで問題になっている微量栄養素欠乏症などを防ぐのにも有効です。
よもぎの産地は?
産地としては、織田信長が薬草園を設けた伊吹山(滋賀県・岐阜県)が伊吹もぐさとして有名どころ。
とはいえ、日本全国に自生しているうえに、栽培ことから特に栽培が盛んな地域というより、各メーカーが指定した農家で栽培をしたり、こだわりの地域から自生しているものを収穫しているようです。
公開されているメーカー指定の産地は、鹿児島、佐賀県、宮崎県、徳島県など。
温暖な気候の場所が選ばれているようです。
栄養素の豊富さはダントツ、未来の食品クロレラ
クロレラは、水中に浮遊している微細な植物であるプランクトンの一種。
天然のものは池や沼などの淡水に生息し、光合成を行って細胞分裂して増殖します。
増殖する際、人間などの動植物の細胞が2の倍数で分裂しながら増えていくのに対し、クロレラは20~24時間で1回に4分裂という驚くほどのスピードで細胞分裂を繰り返します。
光合成と細胞分裂を盛んに繰り返す旺盛な生命力と豊富な葉緑素、9種類の必須アミノ酸、各種ビタミン、ミネラルなどの栄養素とクロレラ独特の生理活性物質C.G.F.を多く含んでいることから神秘の植物、未来の食品と呼ばれています。
クロレラ活用
注目を集めたのは、1960年代から。
健康食品として研究され、すでに40年以上もいろいろな形で愛用されています。
培養に必要なのは、十分な太陽光と適度の気温。
水質の影響が大きいため、食品として利用するものは環境の管理が必要です。
生産に適したアジアなどの亜熱帯地方から輸入しているメーカーも多いようですが、品質にバラツキがある場合も多いため、きちんと管理している工場を指定しているか、自社で培養を行っているメーカーも少なくないようです。
各原料に含まれる栄養素や効果の特徴はこちら!
おすすめの人気青汁ランキング!
ふるさと青汁


この青汁の特徴は?
- 原料はすべて国産の安心な青汁
- 明日葉しか持っていない黄金のポリフェノール『カルコン』
- 飲みやすさ、おいしさは青汁界随一
- 明日葉の栄養価はケールと同等以上
とくとく便:3,420円+税(3g×30包)
支払方法:振込(郵便局・コンビニ)・代金引換
体験レビューコメント
水でも美味しく飲めますが、牛乳や豆乳との相性がいい。
明日葉特有成分のカルコンは、むくみやダイエットに効果があるので、女性におすすめの青汁です。
お得な定期購入も「最低○ヶ月継続」などの縛りがなく安心!

ヘルスマネージ大麦若葉青汁


この青汁の特徴は?
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- 安心の有機JAS認定の国産大麦若葉使用
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定期お届けコース:初回1,000+税(6.8g×30包)※初回
送料:無料
支払方法:代金引換・クレジットカード・後払い
体験レビューコメント
トクホ成分の難消化性デキストリンが、生活習慣病対策や肥満の方に効果が期待できます。
トクホドリンクの中でもコスパが安く、続けやすいところがおすすめ!

すっきりフルーツ青汁


この青汁の特徴は?
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- モンドセレクション受賞歴あり
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ラクトクコース:680+税(3g×30包)※初回
支払方法:クレジットカード・後払い
体験レビューコメント
@コスメでの受賞や、モンドセレクション3年連続受賞などの実績あり。
81種類の酵素や乳酸菌、美容成分も含まれており若い女性にもおすすめの青汁です。
水だけでなく、100%のフルーツジュースなどと組み合わせても美味しく飲めます。
